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【展示会レポート】第1回 AI・人工知能EXPO NEO|初開催「AXフェーズ診断」型AI展示会

作成者: Shinsuke Uei|2026/08/07

2026年8月5日(水)・6日(木)の2日間、東京国際フォーラムにて「AI・人工知能EXPO NEO」が初めて開催されました。生成AI・AIエージェントをはじめとする最新AIソリューションが一堂に会し、会場は開場直後から多くの来場者で賑わいました。本レポートでは、実際に会場を訪れて撮影した写真をもとに、イベント概要・来場者の傾向・出展ブースの特徴を、展示会マーケティングの視点から整理してお届けします。

第1章:主催とイベント概要について

「AI・人工知能EXPO NEO」は、RX Japan合同会社が主催する「NexTech Week」シリーズの新展示会です。これまで東京ビッグサイトで開催されてきた「AI・人工知能EXPO」が2026年に10周年を迎えたことを機に、新シリーズ「NEO」として東京国際フォーラムで初開催となりました。会期は2026年8月5日(水)〜6日(木)の10:00〜17:00、入場は事前登録制で無料です。

本展の最大の特徴は、来場時に「AXフェーズ診断」(開発:AICX協会)を受けられる点です。自社のAI活用の成熟度を4段階で可視化し、レベルに合った出展社をレコメンドする仕組みが今回初めて導入されました。会場内も「AI活用(個人レベル)」「AI活用(組織・部門展開)」「AI代替」といったフェーズ別にブースがゾーニングされており、来場者が自社の課題に近いエリアから効率的に情報収集できる設計になっていました。セミナープログラムも「AX Table」「TechAwake(NewsPicksとの特別セッション)」「AI Summit」の3本立てで構成され、経営層向けのAX戦略論から現場担当者向けの実装ノウハウまで幅広くカバーされていました。

第2章:来場者の傾向

会場は両日とも通路が来場者で埋まるほどの賑わいで、特に開場直後の時間帯はブース前に列ができる場面も見られました。来場者の服装はスーツ姿のビジネスパーソンが中心で、名刺交換をしながらチラシや資料を受け取る様子があちこちで見られ、情報収集だけでなく具体的な導入検討・商談を目的とした来場者が多い印象を受けました。

同シリーズの母体である「AI・人工知能EXPO」は、2025年4月開催(東京ビッグサイト)で27,745名の来場実績を持つ、国内でも有数の規模のAI専門展示会です。今回の「NEO」はその実績を土台に東京国際フォーラムで新規展開された初回開催であり、会場の混雑度からも高い関心が寄せられていることがうかがえました。

第3章:出展ブースの様子

出展社は生成AI・AIエージェント関連が特に目立ちました。Sansan、マネーフォワード、ALGOMATIC、JAPAN AI、LayerX、ログラス、Allganize Japanなど、SaaS・DX領域の企業ブースが並び、「AIエージェント開発」「AI社員」「業務代替AI」といった訴求ワードが各所の大型パネルに掲げられていました。図面・帳票をVLM(視覚言語モデル)で読み取る次世代OCRや、ノーコードでAIエージェント・Webアプリを自動生成するプラットフォームなど、実務への実装を前提にした具体的なソリューション展示が多く見られたのも特徴です。

ブースの作りも、大型モニターでのデモ動画放映、QRコードでの資料ダウンロード、スタッフによる声かけと名刺交換など、来場者との接点を効率的に作る工夫が随所に施されていました。

まとめ

「AI・人工知能EXPO NEO」は、10年の実績を持つAI・人工知能EXPOシリーズが新たな会場・新たな来場者体験(AXフェーズ診断)とともに生まれ変わった、初開催の展示会でした。生成AI・AIエージェント領域の出展社が多数集まり、来場者も具体的な導入検討を目的とした層が中心という印象を受けました。展示会でのリード獲得やブース設計を検討している企業にとっても、来場者の動線設計やブースでの訴求方法など参考になるポイントが多いイベントだったと言えます。